案件受注時のポイント

案件受注時のポイント

フリーランスエンジニアがリモートワークの案件を受注するためには、クライアントからの信頼を得る必要があります。ではそのためにどうすれば良いのか、コツをいくつか紹介します。実際に案件探しを始めてから慌てずに済むよう、すぐに準備できることもあるはずです。

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独自ドメインとセキュリティの強化

メールアドレスがフリーメールだと、クライアントに不安を抱かせてしまう可能性があります。手間と費用をかけてでも、独自ドメインを用意したほうが信頼度は上がります。セキュリティ面はクライアントがもっとも気にしていることのひとつです。リモートワークでは、個人のパソコンですべての作業をこなすことになります。セキュリテイ面のリスクを最小限にしておくなら、高単価案件でも安心して任せてもらえるようになります。

常駐からリモートに切り替えていく

一度も仕事をしたことがない相手にいきなりリモートワークを任せるのは、クライアントにとってリスキーなことです。常駐の案件はリモートワークの案件より受注しやすいため、まずは常駐として仕事をして十分な信頼を得てからリモートワークへ切り替えていく方法も検討しましょう。

実績を示すためのポートフォリオを作る

求めていることができる相手なのかがかわからないまま、クライアントがリモートワークの案件を発注することはありません。とはいえ、エンジニアとしてのスキルがどのぐらいあるのかを言葉で正確に説明するのは難しいものです。そこで用意しておきたいのがポートフォリオです。ポートフォリオがあれば、実績をひと目で確認できます。どのぐらいのことができるエンジニアなのかがイメージできれば、クライアントは安心して案件を任せることができるでしょう。

リモートワークの案件を受注したら

リモートワークの案件を受注できたら、次につながる行動を意識しましょう。すべての仕事に共通することですが、「報告・連絡・相談」は基本中の基本です。コミュニケーションが足りないまま仕事を進めてしまうと、案件を発注する側と受注する側の認識のズレが生じる可能性があります。クライアントから連絡を受けたら、できるだけ早く返信するよう心がけることも大切です。
リモートワークは自由度の高い働き方ですが、完全なマイペースが許されているわけではありません。稼働時間や作業スケジュールは、クライアントと共有できるようにしておきましょう。必要なときいつでもオンラインミーティングに参加できるよう、パソコンや背景、身なりなどを整えておくことも重要です。今すぐ相談したいといわれたときにもすぐに対応できるなら、クライアントからの信頼を得ることができます。離れていることを感じさせないような対応ができるようになれば、次の案件やさらなる好条件の案件へとつながっていくでしょう。